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夕暮れの霧の中
羽に包まれて落ちてきた天使とも妖精とも付かぬ幼子に出会った。




小さな唇　閉じた瞳
妖精は迷子の道案内。
行く先未確定距離未確定。ただ、それを届けるために。




足を貸しましょう。映し世の生き物だから。
たとえばこんな御伽噺に出会ったときくらい
子供に戻って
役に立ちたい。




ちいさな指の示す先。
さあ、ちいさな白い天使。君はどちらにいきたいの？


(20081028)
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愛ちゃんとステイにいってる狐さんのお話がとても可愛かったので、
「愛ちゃん」が2人いる状況はちょっとパラドックスが過ぎるかなぁ。と
こちらでの愛ちゃんのお話は完全にファンタジー御伽噺系で更新してみようかなぁって
思ったのでした。まずは、とりあえずチビちゃん相手だと本気で嬉しそうな顔をするかたりから……。